心一つに“トライ” 大会応援ドミノイベント【北上】
開催中のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会を盛り上げようと、北上市藤沢のハートパルきたかみで21日、親子を対象にしたドミノイベントが開かれた。参加者が協力してドミノを並べ、W杯の文字をつくって楽しんだ。
イベントは北上機械鉄工業協同組合(齊藤一雄理事長)が主催。「おもしろ自転車」などの発明品を手掛ける小原隆規さん(同市北鬼柳)を講師に迎え、市内の小学生家族10組約30人が参加した。
ドミノでつくったのは「RUGBY WORLD CUP JAPAN 2019」の文字。高さ4・5センチ、13色の木片約5000枚を使い、1文字ごとに色を変えて並べていった。ドミノ並べは細かな作業のため慎重に手元を動かさなければならず、完成目前でうっかり倒してしまう場面もあったが、互いに励まし合い根気強く並び直していた。
お待ちかねのドミノ倒しでは、子供たちが自分で並べた木片を指ではじき、心地よい音とともに1文字ずつ倒れていく様子を見学。最後の文字を倒すと、高さ1・5メートルのラグビーボールパネルが傾き、手作りのゴールポストにトライが決まるという大掛かりな仕掛けもあり、拍手で喜んだ。