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フィジーVSウルグアイ あす釜石開幕戦 ラグビーW杯

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で釜石会場の初の試合となるフィジー-ウルグアイ戦は、25日に釜石市の釜石鵜住居復興スタジアムで行われる。郷土芸能を披露するホストシティーパフォーマンスなどの演出後、午後2時15分にキックオフ。東日本大震災の津波被災地に建てられた会場で世界が見守る中、熱戦が繰り広げられる。【2、8面に関連】

 フィジーは、2016年リオ五輪7人制ラグビーで初代王者に輝いたラグビー大国。ウルグアイは南米予選2位の実力国で、W杯には2大会連続で出場している。

 ラグビーW杯2019釜石開催実行委員会によると、当日は1万6000人の来場を見込んでいる。試合に先立ち、午後0時25分ごろからホストシティーパフォーマンスを実施。同市に伝わる虎舞や、北上市の鬼剣舞が披露される。2時10分には、航空自衛隊アクロバットチーム「ブルーインパルス」が展示飛行を繰り広げる。このほか、地元の子供たちが寄せ書きした旗を会場でお披露目し、世界に復興支援への感謝を発信。震災犠牲者に黙祷(もくとう)をささげた後、両国国歌斉唱に続いてキックオフとなる。

 当日は釜石市民ホールTETTOのほか、江釣子ショッピングセンターパル(北上市)、ショッピングセンターとぴあ(遠野市)などで、試合の中継映像を観戦するパブリックビューイングを行う。同実行委は「釜石でのW杯は一生に一度かもしれない機会。県内各地で世界最高レベルの戦いを堪能してほしい」としている。

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