一関・平泉

実りの秋 笑顔豊作 金沢小稲刈り【一関】

豊かに実った稲を手に喜ぶ金沢小の5年生

 一関市立金沢小学校(佐藤健校長、児童98人)の稲刈り体験は25日、同市花泉町内の水田で行われた。5年生25人が黄金色に染まった田んぼで稲の刈り取りに励み、実りの秋に感謝した。

 作業は地元の佐々木弘さん(73)が所有する水田で行われ、5月に植えた「ひとめぼれ」を収穫。児童は佐々木さんらから鎌の使い方や稲の縛り方を教わった後、作業に取り組んだ。

 昔ながらの手作業で刈り取りを進める一方、別の水田ではコンバインの運転も。両方の体験を通して、農業技術の進歩を肌で感じた。

 三浦大地君と加藤三善君は「鎌で稲を切るところが面白かったけど、稲を結ぶのは少し難しかった。コメになったらおにぎりにして食べたい」と笑顔だった。

 5年生は総合的な学習の時間の一環で米作りについて学んでおり、4月の種まきから田植え、幼穂の観察などに取り組んできた。収穫したコメは11月に開く収穫祭で味わう予定。

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