一関・平泉

千厩 初の頂点 岩手日日旗学童軟式野球 花泉に7―0で完勝【一関】

岩手日日旗争奪一関学童軟式野球大会で初優勝を飾った千厩少年野球クラブ

 第42回岩手日日旗争奪一関学童軟式野球大会(一関野球協会、岩手日日新聞社主催)は最終日の5日、一関市萩荘の一関運動公園野球場で準決勝、決勝が行われた。決勝では千厩少年野球クラブが花泉野球クラブを7-0で破り、初優勝を飾った。

 準決勝では千厩が一関ベアーズスポ少を4-0で下し、花泉は萩荘スポ少に抽選勝ちを収めて決勝に進んだ。

 決勝で千厩は一回に3点を先制して流れを呼び込むと、四回も敵失に乗じて加点。6-0の六回には相手バッテリーの隙を突いて本盗を決め、コールドゲームで栄冠を手にした。花泉は六回の得点機を無失点に抑えられたのが痛かった。

 千厩の先発後藤颯太投手(6年)は伸びのある直球を武器に相手打線を寄せ付けず、2安打完封。一回には先制適時打を放つなど投打で大車輪の活躍を見せた。最優秀選手賞を獲得し、「コントロールがしっかりできた。ピンチの時に球に強弱をつけられたのも良かった」と達成感をにじませた。

 永井禎顕監督は「自分たちの野球ができていた。ホームスチールはノーサイン。驚いたが、よくやってくれた」とナインをたたえた。菊地遼太主将(6年)は「決勝は走塁が良く、ピッチャーも頑張ってくれた。きょうの試合の課題を修正して、これからの大会を全て優勝したい」と気合を入れ直した。

 個人賞は後藤投手のほか、敢闘賞に花泉の高杉悠仁主将(6年)、優秀選手賞に千厩の小野寺蓮選手(6年)、花泉の三浦和歩選手(5年)、萩荘の佐藤聡太主将(6年)がそれぞれ選ばれた。

最終日の結果は次の通り。

 ◇一関運動公園野球場

 ▽準決勝

千厩少年野球クラブ
 103 0|4
 000 0|0
一関ベアーズ

花泉野球クラブ
 000 00|0
 000 00|0
萩荘
(花泉の抽選勝ち)

 ▽決勝

花泉野球クラブ
 000 000|0
 300 301|7
千厩少年野球クラブ
(六回コールド)

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第42回岩手日日旗争奪一関学童軟式野球大会・初日ハイライト

第42回岩手日日旗争奪一関学童軟式野球大会・2日目ハイライト

第42回岩手日日旗争奪一関学童軟式野球大会・最終日ハイライト

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