奥州・金ケ崎

イ・ムジチとの共演に拍手 Zホール児童合唱団【奥州】

アンコールでイ・ムジチ合奏団と共演するZホール児童合唱団

 バロック音楽で世界的に人気があるイタリアのイ・ムジチ合奏団によるコンサートが5日、奥州市水沢の市文化会館(Zホール)で開かれた。地元のZホール児童合唱団と共演する場面もあり、会場は大きな拍手に包まれた。

 コンサートは市文化振興財団などが主催し、岩手日日新聞社などが後援。国内ツアーの一環で、東北地方では同ホールが唯一会場となった。

 約500人が来場し、団員12人による演奏を傾聴。同合奏団を世界的に有名にしたビバルディ作曲の「四季」をはじめ、プッチーニ作曲の「菊」、ヴェルディ作曲の「アヴェ・マリア」などが披露された。

 Zホール児童合唱団は22人がアンコールの2曲に出演した。バッハ作曲の「主よ人の望みの喜びよ」では、同合奏団の演奏に合わせドイツ語の歌詞で伸びやかに歌唱。特別にアレンジされた日本の童謡「赤とんぼ」でも堂々と歌声を響かせた。

 及川桧奈さん(水沢中学校3年)は「有名な人たちとのステージで緊張したが、みんなでドイツ語の歌詞も覚えて本番にちゃんと歌えた。今まで練習してきた成果が出た」と充実した表情を見せていた。

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