奥州・金ケ崎

山と海の幸共演 食の匠参加、魅力PR ふるさとの味楽しむ会【奥州】

互いの料理を味わう胆江、気仙両地方の「食の匠」

 2019年度「食の匠(たくみ)ふるさとの味を楽しむ会」が16日、奥州市のホテルニュー江刺新館イーズで開かれた。今年は胆江地方に加え、気仙地方の県認定「食の匠」も参加。山の幸と海の幸がコラボレーションしたメニューで、来場者に地産地消料理の魅力をアピールした。

 胆江地方食の匠研究会(若生和江会長)と同ホテルが10年から毎年開催している。今夏に合同の研修会に参加した縁から、初めて「食の匠」気仙地方連絡会と協力。互いの食の匠認定料理を持ち寄った。

 同日は一般や食の匠の両組織、県などの関係機関から約80人が来場した。メニューは同認定料理の「すいとんの蒸しスープ」「キュウリの加工漬け」(ともに胆江地方)、「サンマの塩炊き」「磯花寿司」(ともに気仙地方)などを含む7品。季節の食材を使った料理も並び、来場者は舌鼓を打っていた。

 胆江地方食の匠研究会には、食の匠の認定を受けた17の個人・団体と、3人の「アテルイの里伝統食リーダー」が所属している。若生会長は「特に塩炊きはこれまで知らない料理だった。これまで地域を越えた活動が少なく、食の匠の活動の発信のためにも良い機会になった」と話していた。

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