奥州・金ケ崎

文士劇成功へ心一つに 来年2月公演 キャストら顔合わせ【奥州】

本番に向け気勢を上げる奥州市民☆文士劇のスタッフ、キャスト

 第12回奥州市民☆文士劇(実行委など主催)のスタッフ・キャスト顔合わせ会が17日夜、同市江刺大通りの江刺体育文化会館ささらホールで開かれ、2020年2月の公演に向けて意を一つにした。

 今回の文士劇は、来年2月1、2の両日、同ホールを会場に3回公演で行われ、大佛次郎原作の「鞍馬天狗」を基に道又力さん(盛岡市)が脚本、吉田利成さん(同)が演出に当たる。ゲストとして高橋克彦さん、北上秋彦さん、小沢昌記市長、小野寺隆夫議長らが出演、スタッフ、キャスト合わせて150人が参加する。

 50人ほどが集まった顔合わせ会では、高野誠治実行委員長が「芝居づくりの中で一人ひとりが成長し、江刺の元気を発信できるようにしたい」とあいさつ。道又さんは「面白い、わくわくする話になっている。より多くの観客を動員しよう」と呼び掛けた。

 その後、キャスト、スタッフに分かれて、本番に向けて結束を固め、全員で「エイエイオー」と高らかに気勢を上げた。

 今後、22日を皮切りに44回の練習を重ねる予定。チケットは前売り1500円、当日2000円で、12月1日に発売される。

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