花巻

子供たち釜飯に舌鼓 JA花巻農業まつり開幕 ステージ発表も

初日は釜飯の振る舞いなどが行われた農業まつり

 JAいわて花巻の第21回農業まつりは19日、花巻市野田の同JA本店イベント広場を会場に2日間の日程で開幕した。初日はあいにくの雨に見舞われたものの、釜飯の振る舞いや子供たちのステージ発表、地元農産物の販売などが行われ、来場者を楽しませた。

 「ご飯を食べよう!飯炊き名人参上!」は、48の羽釜でその場でオリジナルの釜飯を炊き上げる予定だったが、雨天のため、事前に用意して配る形に変更。きのこや雑穀、魚介類、鶏肉など、さまざまな具材を使用した釜飯が提供され、来場者が舌鼓を打った。

 同市笹間地区の片子沢農家組合は地元のひとめぼれをはじめ、十五穀やカボチャ、サツマイモ、金時豆、クルミなどを使った「雑穀入り小昼っこ甘いご飯」を考案。子供たちがおいしそうに味わう姿も見られ、代表の高橋由紀子さん(59)は「雑穀を入れると餅のような食感になるので甘い味付けが合うと思ったし、体にも良い。野菜を切るサイズや水加減などを調節して仕上げた」と話していた。

 20日は午前9時から午後3時まで。郷土芸能発表や餅つき大会、有効視野検査を利用した農作業安全チェックなどを予定している。

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