新店舗の発展 植樹で願う イオンタウン 来月開店【奥州】
11月下旬にイオンタウン江刺の開店が予定されている奥州市江刺八日町の江刺ツインプラザで19日、「イオンふるさとの森づくり」植樹祭が開かれた。参加した関係者や地域住民らが敷地内に樹木の苗を植え、豊かな自然環境と新店舗の発展を願った。
現地では1994年から江刺ショッピングセンターが営業されてきたが、建物の老朽化や新たな運営戦略への対応なども踏まえ、建て替えでのリニューアルを図っている。これに伴いイオン江刺店(同市江刺豊田町)は来月10日に閉店とし、新店舗内に移転して「イオンスタイル江刺」として専門店などと営業する見込み。
植樹はイオングループが環境保全のため長年取り組んでいる活動で、今回は約150人が参加。開会行事でイオンタウン(本社千葉市)の加藤久誠代表取締役社長は「イオンタウン江刺が本日植える苗木のようにしっかりと根差し、地域の憩いの場となってほしい」とあいさつした。
植樹したのはガマズミやサツキなど6種、約1700本で、地域に自生する樹種から選定した。参加者は雨の中、手分けして丁寧に苗木を植えていた。