奥州・金ケ崎

和の文化でもてなし 米の小学生 藤原の郷訪問【奥州】

えさし藤原の郷で着物を着て記念撮影をするシカゴの小学生ら

 日米国際交流ドリームプロジェクト21で、米国イリノイ州シカゴ市の小学校2校の子供たちが奥州市内に滞在している。初日の22日は同市の歴史公園えさし藤原の郷などを訪問し、和の文化に触れた。

 小沢一郎衆院議員が日本語を学ぶ子供たちに日本の社会や文化を知ってもらおうと、2001年に始めた国際交流プログラム。19年度は5月のレインテック高校に続いて招待。これまで招いてきたラングストンヒューズ小からの6人に加え、日本語教員が同小と掛け持ちで指導している縁からラヴァゾ小の3人も初めて招待した。

 一行は20日に来日。6泊7日の日程のうち、本県では22~24日の滞在となる。初日はイオンスーパーセンター一関店での昼食などの後、同公園に訪れた。

 子供たちは日本の小学4年~中学1年に当たる年代で、全員の日本訪問が初めて。同公園に再現された平安時代の建築群や庭園などに興味津々の様子で、時代衣装に身を包んでの記念撮影や弓矢体験、施設の見学などを楽しんでいた。

 ラヴァゾ小のジャナイア・ロスさん(11)は「訪問で世界を感じられた。日本はどこに行ってもきれいで大好き。滞在中にたくさんの驚きを見つけたい」と目を輝かせていた。

 23日は同市や一関市の企業や観光施設などを訪問。24日は奥州市立前沢小学校で児童と交流する。

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