奥州・金ケ崎

事前合宿地選定へ 仏連盟関係者が視察 東京五輪カヌースラローム競技 奥州市

事前キャンプ地選定を見据え、奥州いさわカヌー競技場を視察するフランスカヌー連盟のズーノグラナ会長(右)

 2020年東京五輪カヌースラローム競技の事前合宿地に立候補している奥州市に24日、フランスカヌー連盟の関係者が事前合宿地選定へ現地を視察に訪れた。11月にはスペインの主力選手が練習合宿で滞在予定。市は世界有数とされるコースのアピールを続ける。

 奥州いさわカヌー競技場(同市胆沢若柳)は、16年に岩手国体のカヌー競技が行われたのを機に胆沢川に整備。胆沢ダムの協力で安定した流量があり、波の強い上級者向けの環境が競技者に高く評価されている。

 今回の滞在・視察のきっかけは、スペインで9月末に開かれたスラロームの世界選手権。同市の派遣職員と日本カヌー連盟の紹介に、両国の競技関係者が興味を示した。

 フランスカヌー連盟の視察では、ジャン・ズーノグラナ会長とルドヴィッヒ・ロイ事務総長が訪問。コースのほか、宿泊施設の焼石クアパークひめかゆと別館「やけいし館」を回った。

 フランスはリオデジャネイロ五輪(16年)のスラローム男子カナディアンシングルで金メダルを獲得するなどの強豪国。ほかに東京都も視察しており、事前合宿地の決定は来年3、4月ごろという。ズーノグラナ会長は同競技場について「自然の形を生かした世界有数のコース。合宿地とする可能性は十分あるが、競技シーズンとなる夏の状態が分からないので今後も確認をしたい」と語った。

 スペインのチームは来月4~8日に練習合宿を実施。世界選手権の上位入賞選手2人をはじめ4人が滞在する予定となっている。

 東京五輪のスラローム競技は来年7月26日の開幕。担当の千田芳明市元気戦略室主査は「スペインの練習合宿は一つの実績になる。毎年夏前の整備を継続しており、大会時に観客が入れるような環境も整えたい」と話していた。

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