奥州・金ケ崎

新米、地元食材と共に「金色の風」「銀河のしずく」 15店舗が独自メニューキャンペーン展開中・県南局【岩手】

金色の風と銀河のしずくの新米キャンペーン展開中。「金色膳」を提供する和食処きくすいの青山料理長

 県南広域振興局は、今月から12月にかけて管内の飲食店と連携して「銀河のしずく」「金色(こんじき)の風」新米キャンペーンを展開している。「金色」のみで行った2018年度に続いての取り組みで、今回は「銀河」を加えて展開。同振興局では、生産地の人たちに二つの品種の特徴と良さを広く知ってもらいたいとしている。

 「岩手の美味(おい)しいブランド米を地元素材と共に味わう」としたキャンペーン。前回は金色のみで4市町の10店舗だったが、今回は金色と銀河合わせての展開で7市町の15店舗が取り組む。連携店は、地物を売りにしたレストランや和食どころ、焼き肉店、産直食堂などとなっている。

 このうち和食処きくすい(プラザイン水沢)では、青山義喜料理長(36)が「甘みのある金色の風は、しょうゆと卵が合う」として花巻市の佐々長醸造のしょうゆを使った三陸ホタテのから焼き、江刺産の卵を使った茶わん蒸しなどを盛った「金色膳」を提供。青山料理長は「冷めてもおいしく、香りが良いのが金色の風。新米なので、気持ち少なめの水加減で炊いている」と話している。

 キャンペーンでは、2品種の生産者の思いや各メニューの紹介を掲載したパンフレットで紹介されているメニューを食べるともらえるシール2枚を、パンフレットに付いた専用はがきに貼って応募。抽選で20人に、2品種詰め合わせ(2・7キロ入り)が当たる。

 パンフレットは参加店舗のほか、駅や観光協会などに配布している。

 キャンペーンについての問い合わせは、同振興局農政部農業振興課=0197(22)2842=、または花巻農林振興センター農業振興課=0198(41)5406=へ。

 参加店舗は次の通り。

 ▽花巻市=結びの宿愛隣館(銀河、11月4日まで)▽北上市=せいぶ農産発焼肉DININGまるぎゅう(銀河、11月1~30日)ときよじせつONODERA(金色・銀河、12月31日まで)和食処きくすい北上店(銀河、11月30日まで)▽西和賀町=縄文の谷kitchen開(銀河、11月1~30日)▽奥州市=江刺ふるさと市場(金色、11月1~14日)展望Cafe&Bar北天(金色、11月30日まで)産直来夢くんレストランおかわり来夢くん(金色、12月31日まで)ステーキハウスパイオニア牧場(金色・銀河、11月25日~12月14日)和食処きくすい(金色、11月30日まで)▽金ケ崎町=和洋食道Ecru(金色、11月11日まで)▽一関市=KABURAYA(金色、11月15日まで)骨寺村荘園交流館若神子亭(金色、11月3日まで)▽平泉町=平泉レストハウスレストラン源(金色、11月1~20日)道の駅平泉(金色、11月8日まで)

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