農産物販売など盛況 JA花巻北上地域 農業祭が開幕
JAいわて花巻北上地域農業祭は26日、北上市流通センターの同JA北上支店で始まった。地元産農産物の販売やステージ発表など多彩な催しで初日から盛況。27日まで。
初日は開会式と岩崎鬼剣舞の演舞でオープニングを飾り、餅まきには大勢の来場者が繰り出した。市内の幼稚園、保育園の園児も鬼剣舞やひなこ剣舞、マーチング、よさこいソーランで場を盛り上げた。
会場では同JA各支店や青年部、女性部、土地改良区など各種団体合わせて33ブースが出店し、白ゆりポークや更木桑茶、北上コロッケ、口内リンゴといった地元産品を販売したり活動を紹介。農産物展示販売会では二子さといもをはじめハクサイなどの野菜や小菊、リンドウ、シクラメン、菌床シイタケなどが並び、来場者はお目当ての品を買い求めていた。
ミカン一袋500円、タマネギ一袋100円の詰め放題ブースも大人気。きたかみ牛、いものこ汁、餅の振る舞いでは、大勢の来場者が列をつくった。
同JAの小原保信北上統括部長は「今年の出足は順調。毎年多くの人たちが楽しみに来て、ステージ公演や出店を自ら希望する団体も多い。農産物展示販売も農家の励みになっている」と成果を語った。
27日は午前9時から午後3時まで。川岸かっぱ太鼓や民謡・舞踊ショーなどのほか、正午前後にきたかみ牛などの振る舞い、終了間際に餅まきを予定している。