“スコッパー”笑い運ぶ すこっぷ三味線フェスタ【北上】
すこっぷ三味線JAPANフェスタ2019(実行委主催)は27日、北上市の市文化交流センターさくらホールで初めて開かれた。全国各地から“スコッパー”たちが集い、堂々とパフォーマンス。すこっぷ三味線の響きと感動、笑いあふれるステージを届けた。
昨年までは県大会として開き、演奏パフォーマンスやばちさばきを競い合ってきたが、今年はより多くの人にすこっぷ三味線を楽しみ、喜んでもらおうとフェスタという形で企画した。
開演を前に工藤牧子実行委員長が「岩手に元気を届けようとたくさんの方が来場してくださった。一日楽しい時間を過ごしてほしい」とあいさつ。オープニングでは、岩崎地区の青年会組織「虹色の会“絆”」が「百年桜」を踊った。
地元北上市をはじめ、花巻、奥州、一関各市など県内のほか、宮城県や秋田県からの愛好者が個人・団体で出場。カラフルな衣装を着たり、さまざまな形や色のスコップやばちに見立てた栓抜きを持ったりして、ユニークな演奏を次々に披露した。