北上・西和賀

全面通行止め解除 来月5日、2年ぶり 主要地方道花巻大曲線

 県南広域振興局北上土木センターは29日、2018年に2度の土砂崩落に見舞われた西和賀町沢内字川舟地内の主要地方道花巻大曲線(銀河なめとこライン)の約2・9キロ区間(小倉山トンネル西側―コサバラ橋東側)の全面通行止めを11月5日正午に解除すると発表した。17年11月以来、2年ぶりに通行が可能となる。

▲巨大な岩塊が道路をふさいだ土砂崩落箇所=2018年10月2日、西和賀町川舟、県南広域振興局北上土木センター提供

 同区間では18年4月に最初の土砂崩落があり、同センターで復旧作業を進めていたが10月、約400メートル西側の別の地点で新たな土砂崩落が発生した。同センターは19年春から最初の崩落地点の復旧作業を再開し、防護柵などを設置。9月に本復旧を終え、現道通行ができるようになった。

 2度目の崩落地点では設計を経て8月の盆すぎから復旧工事が本格化。斜面に不安定な岩石が多く破砕剤を駆使して除去に努め、防護網を設けた。台風19号の影響はあったものの、ほぼ順調に工事が進み仮設道路で通行が可能になった。

 同路線は花巻市西部と西和賀町沢内を結び、例年通り11月中旬に冬季全面通行止めとなる。今年、通行できる期間はわずかだが、来春は除雪作業後すぐに通れるようになる。同センターは来春から2度目の崩落地点で本復旧を急ぎ、来年内の完了を目指す。

 同センター道路環境課の守谷康課長は「長期間通行止めとなりドライバーや住民には不便をお掛けしたが、何とか今年中に通行できるようになった。来年は引き続き本復旧工事を進めていく」と話している。

 なお、同市の豊沢ダム付近は現在、ダム改修工事のため正午から1時間と午後5時から翌日午前8時30分のみ通行可。それ以外の日中は通行できない(11月10日は終日通行可)。

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