地元演奏者と共演も 宗次郎オカリナコンサート【奥州】
奥州市文化振興財団などが主催する「宗次郎オカリナコンサート」は1日夜、同市水沢の市文化会館(Zホール)で開かれた。オカリナ奏者宗次郎さんと地元の演奏者が共演する場面もあり、会場は盛り上がりを見せた。
宗次郎さんは第35回日本レコード大賞企画賞などを受賞した奏者。今回は新作アルバム「昔むかしの物語を聴かせてよ」に合わせ、収録曲などを盛り込んだ演奏会を各地で開いている。
今回宗次郎さんと舞台に立ったのは、同市と一関市の3カ所でライリッシュオカリナ連盟の認定講師から演奏を学んでいる10~80代の30人。せっかくの機会として、宗次郎さんから同ホールを通じて出演依頼があった。
同日は「アメイジング・グレイス」と「大きな古時計」を合奏。経験や年代に大きく幅がある中、初めて全員がそろっての演奏を成功させ、会場から大きな拍手が送られた。