王者小林陵「楽しみ」 有力選手が今季へ抱負 スキー
スキー、スノーボードのシーズン本格化を前に、日本の有力選手が5日、東京都内で記者会見し、ノルディックスキー・ジャンプ男子で昨季のワールドカップ(W杯)総合王者の小林陵侑(盛岡中央高―土屋ホーム)は「チャンピオンで迎えるのでプレッシャーがないわけではないが、楽しみ」と抱負を語った。
W杯通算13勝。葛西紀明(土屋ホーム)が持つ日本男子最多の17勝が視界に入るが、「全然考えていなかった」。今季の目標を聞かれ「(次の)1勝を目指す」と足元を見据えた。
複合で昨季のW杯総合2位の渡部暁斗(北野建設)は春から食事やトレーニングなど「全て今までと違った取り組みをしてきた」。不安を抱きつつも「これをきっかけとして、もう一段上の形にできるようにしたい」と意気込みを語った。【時事】