一関・平泉

正月準備一足早く 達谷西光寺しめ縄作り【平泉】

12月2日の御年越祭当日、達谷窟毘沙門堂へ続く参道の鳥居に取り付けられるしめ縄作り

 平泉町の達谷西光寺(達谷窟敬祐別当)で、一足早く正月を迎える準備のしめ縄作りが行われている。同寺では達谷窟(たっこくのいわや)毘沙門堂に本尊として祭る毘沙門天の1年最後の縁日に合わせて毎年12月2日に「御年越祭」が営まれることから日本で一番早く正月を迎える行事が行われており、仕上げたしめ縄は御年越祭の当日、境内の参道に並ぶ3基の鳥居に飾り付けられる。

 同寺御供所(ごくしょ)で8日まで行われる作業では、近隣住民ら6人が参加して鳥居に飾り付ける3本のしめ縄を製作。大きさはいずれも長さ約6メートル、最も太い部分で周囲が70センチ近くあり、7日にはもち米のわらを束ねてひもで縛ったものを3本ずつより合わせ、全体の太さや形を整えた。

 20年以上前から参加している髙橋長二さん(71)=平泉字北沢=は「最近は地元で参加できる人が減ったので(毛越寺のしめ縄を作っている)毛越地区の人に手伝ってもらっている。形を整えるだけでなく、わらを糸で編み込むことで表面がきれいに仕上がる」と丁寧に作業を行っていた。

 達谷西光寺では今後、23日に毘沙門天の1年の加護に感謝し毘沙門堂で「納(おさめ)神楽」を奉納するほか、30日には毘沙門堂の神域や境内の諸堂にたまった汚れを払い清めるすす払いが行われる。

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