白い季節 彩る花々 花泉・あすまでフェス【一関】
花フェス「四季の彩展」は15日、一関市花泉町老松の花と泉の公園で始まった。17日までの3日間、花農家が丹精込めて栽培したシクラメンが販売され、来場者に冬を彩る美しい花々をPRしている。
花フェスは市が主催し、いちのせき元気な地域づくり事業の一環で、花泉園芸、きのみ園芸、若葉園芸など市内外の花農家が出品。シクラメンのほか、ビオラなど約400鉢が並ぶ。
シクラメンは反り返った花弁が特徴的なクラシカルドレス、花が長持ちするフェアリーピコ、フリルのような花びらが愛らしいロマネなど多彩。来場者は顔を近づけて香りを楽しみながら、お気に入りの鉢を探していた。
同園の南浦邦正さんは「シクラメンは大事に育てれば、初夏まで花を付ける。枯れたら花びらだけでなく、茎ごと取ることで順調に育つ。多くの人に見に来てほしい」と呼び掛けている。
16、17日は園内のレストランはずみでスイーツバイキングを実施。17日はふくろうカフェのふれあいミニ動物園が行われる。
時間はシクラメンの販売が午前10時~午後4時(最終入場3時30分)、スイーツバイキングが午前11時~午後3時(同2時)、ミニ動物園が午前10時~午後3時。
花フェスは12月にも開催予定。問い合わせは同園=0191(82)4066=、または市役所花泉支所産業経済課=0191(82)2908=へ。