にこにこ昔遊び 老松小児童、住民招き交流会【一関】
一関市花泉町の老松小学校(森和佳子校長、児童95人)のにこにこ交流会は15日、同校で開かれた。学校活動などでお世話になっている地元住民を招く恒例行事。児童と住民が昔遊びやスポーツで触れ合い、青空に笑い声を響かせた。
今年は老松、日形両市民センターと一関地区交通安全協会老松分会、地元の婦人会などから約80人を招待。1、2年生が昔遊び、3、4年生はグラウンドゴルフ、5、6年生は餅料理作りを楽しんだ。
昔遊びでは、拳玉や竹馬、竹とんぼに夢中になる児童の姿に住民たちは相好を崩した。
交流会後の収穫祭では、餅料理を全員で堪能。もち米ときな粉に使用した大豆は児童が栽培したもので、昔ながらの餅つきも行われた。
児童会長の岩渕悠輝君(6年)は「毎年この交流会を楽しみにしている。地域の人たちはみんな優しくて、自分たちのことをいつも助けてくれる」と感謝。小野寺みき子さん(70)は「子供たちの無邪気な姿を見ると気持ちが若返る」と話していた。