さんさ踊り 愛らしく 市制130周年記念マンホール・盛岡
盛岡市は、市制施行130周年記念事業として、ご当地デザインのマンホールのふたを市内に設置した。同市の夏祭り「盛岡さんさ踊り」がテーマの愛らしいデザインで、地域の魅力をアピールするのが狙い。カラーと黒色合わせて計130組を製作しており、市内各所に順次設置する。
オリジナルのふたは、円形の鉄ふたをさんさ踊りの太鼓に見立てたデザイン。盛岡さんさ踊り公式マスコットキャラクター「さっこちゃん」と、さんさ衣装の県イメージキャラクター「とふっち」のイラストがあしらわれている。さまざまな案の中から市内で実施した街頭アンケートの結果などを参考に、最終的な図柄を決定した。
カラー3組、黒色127組を製作。18日にもりおか歴史文化館前で除幕式が行われ、同館前と大通地内の2カ所にカラーのマンホールが設置された。今後はふたの修繕時期などに合わせ、ご当地デザインのふたを順次設置していく。
市では来年4月以降、図柄を印刷した「マンホールカード」の無料配布を予定。市上下水道局経営企画課の担当者は「盛岡を多くの人にPRしていくとともに、下水道のイメージアップにもつなげられれば」と話している。