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宿泊施設やカフェ整備 盛岡市動物公園 22年春リニューアル開園

2022年4月にリニューアルオープン予定の盛岡市動物公園をイメージした模型

 盛岡市新庄の市動物公園再生事業を担う市の三セク会社「もりおかパークマネジメント」(同市、新沼正博代表取締役)は21日、同公園の再生に関する基本計画案を発表した。緑あふれる里山の風景を生かし、中心部には園内を広く見渡せるカフェや宿泊施設を整備。休園期間を経て、2022年4月のリニューアルオープンを目指す。

 同公園は1989年開業。獣舎を含む施設の老朽化が進んでいるほか、来場者は同年の約26万人をピークに減少傾向にある。これらの課題解決に向け、7月に市などが出資する同社が設立された。

 同日に同公園で記者会見が行われ、同社や市の関係者が模型を参照しながら計画を説明。

 計画によると、同公園の起伏や規模はそのままに、展示動物を観賞しやすいコースを設定した上で遊歩道を整備。里山の多様で豊かな自然環境と動物たちの姿が溶け込むよう、エントランスゾーンに緑を増やすほか、コースの途中にカモシカを放牧するパドックなどを設ける。

 公園中心部には、園内を見渡せる「絶景カフェ」や宿泊施設を整備。宿泊施設はファミリー向けに4、5部屋を設ける予定で、宿泊客を対象としたナイトツアー開催も検討している。動物園内に宿泊施設が造られるのは全国的にも珍しいといい、新沼代表取締役は「宿泊施設などは、世代を超えて多種多様な使い方ができる。市民に愛される場所になれば」と期待する。

 このほか、現行のレストランのデッキを増設し、ゾウの展示を見やすくする案などが示された。

 同公園の今季営業は12月1日で終了。来夏の営業を経て、同年12月から休園し、22年4月のリニューアルオープンに向けた本格的な改装準備に入る。

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