北上・西和賀

自慢の品で店舗PR 消費掘り起こし期待 商店街見学ツアー【北上】

お店で逸品などについての話を聞く参加者ら

 地元商店を知ってもらおうと、お薦め商品を研究する商店などで組織する北上市の「きたかみ逸品研究会」(藤原章二会長、会員10店舗)は2日、「逸品お店めぐりツアー」と銘打った商店街見学ツアーを市内で行った。各店一押しの商品について説明を受けた参加者は身近な店舗の魅力に触れ、商店側は新たな消費の掘り起こしに期待した。

 市内では、ものづくりを観光資源として工場見学が行われている一方、中心商店街はにぎわい創出に苦慮している状況。地元消費の喚起と個店の魅力向上につなげるには、消費者の地元利用意識を高めることが必要だとして、市が2017年度からツアーを2年間実施。今年度は研究会が主催して初めて取り組んだ。

 ツアーには60~70代の市内女性10人が参加し、会員となっている整体院バランス・ワン、くすりの千安堂、メガネのアイプラザ、四季乃味枕流亭の4店舗を巡り、お薦めの商品や店の特徴などについて説明を聞いた。

 このうちメガネのアイプラザ(同市本通り)では、鼻パッドのないフレームなどのメガネを紹介。藤田吉男代表取締役(69)は「逸品の取り組みは商品を見直すことで、赤ちゃんを育てるのに似ている。異業種との交流も刺激になる」とし、「ツアーを機会により多くの人に店を知っていただきたい」と期待した。

 参加者のうち主婦近藤弘子さん(79)=同市黒沢尻=は「存在は知っていても入ったことのなかった店に今回入ったことで、商品を買うだけでなく説明を受けたり、相談したりできることが分かった」と身近に感じた様子だった。

 藤原会長は「初めて主催したツアーに不安もあったが、参加者が集まり、和んだ感じで終えることができて良かった。逸品を少しでも知ってもらえたと思うので、認知度波及の一歩につながれば」と効果に期待した。研究会は、商店街組織の枠を超えて自主的に活動を展開。各店舗のお薦めの商品を研究し、消費者が足を運びたくなる店づくりを目指して取り組んでいる。

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