一関・平泉

日本一早い年越し 平泉・達谷西光寺

達谷窟毘沙門堂の参道に並ぶ鳥居で行われたしめ縄の取り付け作業

 平泉町の達谷西光寺(達谷窟敬祐別当)にある達谷窟(たっこくのいわや)毘沙門堂で2日、早くも新年を迎える準備が行われた。本尊として祭る毘沙門天の1年最後の縁日に合わせて毎年2日に「御年越祭」が営まれることから日本で一番早い年越しとも言われており、境内にある鳥居にも年越しを前に新しいしめ縄が取り付けられた。

 しめ縄は長さ約6メートル、太さは中央の最も太い部分で周囲70センチ近くあり、参道入り口に建つ一之鳥居から毘沙門堂そばの三之鳥居まで参道に並ぶ3基の鳥居に設置。しめ縄を作った関係者らがはしごや脚立に乗ってしっかりと固定した後、神聖な場所を表す紙垂(しで)を一之鳥居のしめ縄から7、5、3枚ずつ取り付け、さらに紙垂を囲うようにわらでできた房を8、6、4本ずつつり下げて仕上げた。

 しめ縄作りに20年以上携わる髙橋長二さん(71)=平泉字北沢=は「今年のしめ縄はまあまあの出来。来年も健康で生活できる年になればいい」と語った。

 達谷窟毘沙門堂は、征夷大将軍・坂上田村麻呂が戦勝祈願のため108体の毘沙門天を祭ったのが始まりとされ、現在は30体の毘沙門天像を安置。御年越祭は鏡餅を二つ並べて供えた中、非公開で営まれた。

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