全国大会かく戦う 勝部市長を表敬訪問
男子第70回全国高校駅伝競走大会(22日、京都市)に出場する一関学院陸上競技部は4日、一関市役所を訪れ、勝部修市長に最後まで全力で走り抜くことを誓った。
陸上競技部の千葉裕司監督、佐藤友治選手(3年)=大東中出身=、佐々木蒼選手(2年)=厳美中出身=、鈴木天智選手(1年)=室根中出身=、佐伯幸雄校長の5人が訪問。
佐伯校長と千葉監督が、10月17日に花巻市で開かれた県予選会で25年連続29度目の優勝を果たし、全国高校駅伝への出場権を獲得したことを報告した。
全国でのこれまでの最高位は2017年の第68回大会で記録した5位。佐藤選手は「チームの目標は8位入賞。苦しい時でも弱い自分に負けないように不撓(ふとう)不屈の精神で走り抜く」と都大路での活躍を語った。
勝部市長は「何より諦めないで走ることが大事。順位や記録は後からついてくるので、まずは自分のベストを尽くして走ってほしい」と激励した。
23日に東京都で開幕する第72回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)に出場する県立一関工男子バスケットボール部は4日、一関市役所を訪れて勝部修市長に意気込みを語り、ウインターカップ初勝利を誓った。
後藤靖宏監督、後藤汰知主将(3年)、藤原修校長が訪問。後藤監督は県大会の勝ち上がりなどを説明し、「県大会決勝は守りに入ってしまった。そこを修正して、全国大会では思い切りのいいバスケットをしていきたい」と語った。
後藤主将は「まだ全国大会で白星がない。今年は全国1勝が目標。一日でも多く試合ができるようチーム全員で勝利を目指して頑張りたい」と決意を示した。
勝部市長は「バスケットは市民の関心が高い。まずは初戦突破。いい知らせを待っている」と激励し、職員の寄せ書きを贈った。
一行は、同市南新町の岩手日日新聞社も訪問。後藤主将が抱負を述べた後、大嶋武総務局長が「全国出場は一部の人しかできない体験。まずは楽しんできてほしい」とエールを送り、藤原校長に激励金を手渡した。
一関工は24日に武蔵野の森総合スポーツプラザで行われる1回戦で、初出場の鳥取城北(鳥取)と対戦する。