花巻

1年総括、来年の励みに 受賞歴、市長へ報告 エーデルワイン【花巻】

上田市長(左)に今年のコンクールで入賞したワインを報告する藤舘社長(中央)、行川技師長

 花巻市大迫町のエーデルワイン(藤舘昌弘代表取締役社長)は13日、市役所を訪れ、上田東一市長に2019年の国際・国産ワインコンクールでの受賞歴を報告し、今年1年を総括した。同日は、藤舘社長のほか、小田嶋善明代表取締役専務、小林雅明常務取締役、行川裕治醸造技師長が訪問。国際ワインコンクールのJWC、AWCや第16回サクラアワード、第22回ジャパン・ワイン・チャレンジなどで受賞した8種類のワインを賞状とともに紹介した。

 藤舘社長は「農家が手をかけて育ててくれたおかげで今のワインがある。品質を落とさないように生産に励み、来年以降もコンクールに出品して評価を得たい」と語り、上田市長はワインを手に取りながら「私もエーデルワインのファンの一人なので、評価が高まっているのでうれしい。ふるさと納税の返礼品としても大変人気があるので、これからもおいしいワイン造りのために支援していきたい」と、市内外にアピールしていく姿勢を示した。

 同社は今年、女性のみで審査するサクラアワードで「ドメーヌ・エーデル ツヴァイゲルトレーベ 2016 天神ケ丘畑 赤」がベスト国産ワイン賞となるダブルゴールドを初受賞したほか、オーストリア・ウィーン国際ワインコンクールでは10アイテムが銀賞に選ばれ、総合的な評価が高いワイナリーに贈られる「一つ星」を2年連続で獲得するなど、数々のコンクールで優れた成績を残し、地元産ブドウの品質と醸造技術の高さを証明した。

 コンクールで入賞したワインや賞状などは、市民に紹介するため市役所本庁舎の1階入り口付近に展示する予定。

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