奥州・金ケ崎

感謝込め 丁寧に 水沢農高 プロの指導受け門松作り【奥州】

ものづくりマイスターの指導を受け、門松作りに取り組む水沢農業高校の生徒

 奥州市胆沢小山の水沢農業高校(畠山一弘校長)で恒例となっている造園業者を講師に迎えた門松作りが16日から2日間の日程で行われている。同校など4施設に寄贈するといい、環境工学科の3年生14人は感謝を込めて丹念に作業を進めている。

 同学科では例年、造園専攻の3年生が門松作りに取り組んできたが、2019年度で同学科が閉科となることから今年度は植物バイオ専攻の生徒も参加。厚生労働省ものづくりマイスター派遣事業を活用しており、講師は衣川造園=同市衣川=の千田伸市代表(62)と千田和樹さん(35)が務めている。

 初日は、材料の加工や土台を作った。生徒は節が見えるように竹を斜めに切ったり、缶に巻いたこもを「七五三」の縄で結び付けたり、梅の縄飾りを仕立てたりといった作業に集中して取り組んだ。

 竹がきれいに見えるポイントとして千田代表は「のこぎりは立てて腰を浮かしながら調整する。迷わず引き始めと引き終わりを意識することが大事だ」とアドバイス。千田和樹さんは実演しながら「こもはずれないようにきっちり巻く」などと指導していた。

 卒業後は家業の造園と農業に従事するという千田優輝さん(17)は「神様を迎える大事なものだと思うので丁寧に作業している。職員玄関前に設置する門松を担当しているが、今までの感謝の気持ちを表したい」と熱心に手を動かしていた。

 17日昼ごろには完成するといい、同校、笹森郵便局、県南青少年の家、前沢明峰支援学校に寄贈する考えだ。

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