一関・平泉

岩手のビールPR 世嬉の一酒造 キリン小型サーバーに参入

タップ・マルシェへの参入を発表した佐藤社長(右)と杉山本部長

 キリンビール(布施孝之社長)は、同社が展開するクラフトビール専用の小型サーバー「タップ・マルシェ」で、世嬉の一酒造(本社一関市田村町、佐藤航代表取締役社長)の商品「いわて蔵ビール みちのくレッドエール」の取り扱いを2020年1月14日に開始する。東北の醸造所としては初の参入で、全国で東北、岩手のビールをアピールする。

 今月13日にキリンビールの杉山和之東北統括本部長と世嬉の一酒造の佐藤社長が仙台市内で発表した。

 タップ・マルシェは3リットルのペットボトルを容器にして、4種類の注ぎ口から別々の種類のビールを提供できる小型サーバー。18年3月から全国展開し、取扱店は19年末見込みで全国の1万3000店に上る見込み。今回は東北のクラフトビールメーカーが同じ製造過程で取り組む東北魂ビールに参加した経緯があることを縁に、キリンビール側から打診があって実現し、世嬉の一酒造の参入は醸造所としては13カ所目、銘柄は27種類目となる。

 レッドエールは創業時から製造している主力商品で、アルコール度数は5%。麦芽のうま味とコク、ホップの香りとのバランスが取れたビールで飲み飽きしない味わいが売りで、参入に伴い遠野産ホップを一部活用し、増産を予定する。

 世嬉の一酒造ではこれまで独自に首都圏の飲食店などにビールを出荷してきたが、カフェや居酒屋、映画館などにも設置されているタップ・マルシェへの参入によりさらなる販路拡大を見込む。佐藤社長は「私たちのビールを知らない人たちに、タップ・マルシェを通じて東北のビールのおいしさを知ってもらいたい」と語っている。

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