花巻

癒やしの音色繊細な技で 友好都市、より身近に ハープ演奏家ソフィーさん【花巻】

華麗な指さばきとテクニックでハープを奏でるソフィーさん。堪能な日本語でも親日家をアピールした

 オーストリアのハープ演奏家を招いたコンサートが16日、花巻市大迫町の大迫交流活性化センターで開かれた。2020年東京五輪・パラリンピックの「復興ありがとうホストタウン」交流事業の一環。若手演奏家ソフィー・シュタイナーさん(24)が繊細な指さばきと磨かれた技巧で美しい音色を会場いっぱいに響かせた。

 花巻市と同国ベルンドルフ市が友好都市の縁から実現し、オーストリア大使館の協力で開催した。

 会場では大迫高校、大迫中学校の全校生徒、大迫・ベルンドルフ友好会員、地域住民ら約200人が鑑賞した。緑色のドレスをまとったソフィーさんが、47弦と足ペダル7本があるハープを演奏。5歳から始めたという繊細で磨かれたテクニックで、ヘンデル作曲「ハープコンチェルト」、日本の箏曲「六段」、オベルツール作曲「アルプスの歌」などを披露し、癒やしの音色で来場者を魅了した。最後にはオーストリア伝統のヨーデルを、大迫中・高の生徒と来場者が一緒に声を合わせて歌った。

 ソフィーさんはウィーン出身で、欧州などのコンクールで優勝し、ウィーン・アカデミー・フィルハーモニーなど多数のオーケストラに参加。優れた音楽解釈をした人に与えられるヴィクトール・サルヴィ賞を受賞。日本語は5年前に覚え、大阪府に2年間留学した経験を持つ。「日本語は難しいけども、困った時、苦しい時も諦めないで頑張った。日本が大好き」と親日家をアピールした。

 大迫高吹奏楽部の菊池愛佳部長(2年)は「間近でハープ演奏を聴くことができて感激。大迫とベルンドルフが50年も友好関係にあるのでとても身近に感じた」と話していた。

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