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盛岡南公園野球場 世代集う多目的球場 盛岡、県共同整備 23年4月供用開始予定

盛岡市と県が共同整備する南公園野球場(仮称)のイメージ図(清水建設グループ提供)

 盛岡市と県は、同市永井に共同整備する盛岡南公園野球場(仮称)の事業主体として、清水建設東北支店(仙台市)など7社を選定し、基本協定を締結した。企業側の企画提案によると、新球場は幅広い世代が集まりスポーツに親しむ多目的施設を想定。東北最多の車椅子用観客席100席を確保するほか、屋根や大型映像装置を設ける。屋内練習場はカフェやボルダリング用の壁を設け、災害時は一時避難所として活用が可能。2023年4月の供用開始を目指す。

 市と県はプロポーザル方式で企画提案を公募し、同支店を代表とする「清水建設グループ」を優先交渉権者として選定。昨年12月に基本協定を締結した。今年3月にグループが設立する特定目的会社との本契約を予定している。

 新球場のコンセプトは、多くの人が集まり地域が発展する多目的な「ボールパーク」。企画提案によると、新球場には車椅子用観客席として、内野、外野に各50席を確保。バックネット裏2050席分の上部に屋根を設けるほか、全面フルカラーLED(発光ダイオード)方式の大型映像装置を兼ねたスコアボードを設置する。

 隣接する屋内練習場は、球場と同じ材質の人工芝フィールド。野球やソフトボール、フットサルなど多目的な利用ができる。カフェスペースやネット遊具、子供用ボルダリングウォールなども整える。大規模災害発生時は、帰宅困難者約1200人が滞在できる一時避難場所とする。

▲人工芝を敷いた屋内練習場のイメージ図(清水建設グループ提供)

 子供たちのスポーツイベントなどに使えるキッズスタジアム、最長1・5キロのランニング・ウオーキングコースも整備する方針。

 計画用地は盛岡南公園敷地内の9・18ヘクタール。収容人数は2万人で、高校野球岩手大会のほか、プロ野球1軍公式戦にも対応する。施設整備は約82億円。市スポーツ推進課の桂信治副主幹兼施設整備係長は「幼いうちからボールに触れられるスペースを設け、夢を描けるような施設を目指す。幅広い世代に利用してほしい」としている。

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