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殺人未遂容疑で男再逮捕 同級生、殺意は否認 玉澤氏銃撃 岩手県警

 2019年12月に玉澤徳一郎元農林水産相(82)が盛岡市の自宅で銃撃された事件で、県警捜査1課と盛岡東署は9日、殺人未遂の疑いで、奥州市水沢羽田町向田、農業髙橋脩容疑者(82)=銃刀法違反(加重所持)罪で起訴済み=を再逮捕した。髙橋容疑者は玉澤氏に発砲し負傷させたことを認めた一方、殺意については否認している。

 逮捕容疑は、昨年12月10日午後1時30分ごろから午後2時ごろまでの間、玉澤氏の自宅内で、回転式拳銃を使用して弾丸を3発発射。玉澤氏の足に命中させ、全治約2週間のけがをさせた疑い。

 捜査関係者によると、髙橋容疑者は同日午後2時ごろ、拳銃を持って盛岡東署に自首。拳銃には実弾1発と空の薬きょうが入っていたらしい。県警の調べに対し、髙橋容疑者は「金銭トラブルで恨みがあった」などと供述。脅し目的で撃ったなどとして、殺意を否認しているという。

 関係者によると、2人は盛岡市内の高校の同級生。髙橋容疑者は1969年に玉澤氏が衆院選に初めて出馬する際、事務局長を務めた。72年に選挙資金として玉澤氏に貸した1000万円が返済されていないなどとして、2014年に盛岡地裁に提訴。同地裁は翌年、時効を理由に棄却した。

 県警は、事件の背景に選挙資金をめぐるトラブルがあったとみて、銃の入手経路を含め、全容解明を進める。

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