一関・平泉

まるで配管 モウソウチク 花泉・村田さん発見【一関】

村田さんが発見した配管のように曲がった竹

 一関市花泉町永井字杉則の村田芳則さん(67)は、配管のように曲がった珍しい竹を発見した。自宅玄関に門松代わりに飾っており、ユニークな形は地域住民の関心を集めている。

 村田さんは趣味で門松を作り、知人や商業施設などに配布している。2019年12月に材料集めのために自宅近くにある知人の竹林を訪れた際、根元から大きく曲がって成長しているモウソウチクを見つけた。

 竹の太さは8センチほど。節間には複数のへこみがある。村田さんは「何度も竹林に入っているが、こんなに変わった形は見たことがなかった」と言い、2メートルほどの高さに切断して持ち帰った。

 作り物のように見える造形に、見た人から「どうやって作ったのか」と聞かれることもあるという。村田さんは竹の生命力に驚きながら「見つけた時、竹の周囲には複数の板があったから、それをよけるように生えたのだろう。松竹梅というように竹はとても縁起がいい。劣化するまで展示したい」と話している。

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