北上・西和賀

防犯の願い札に込め 児童がゲーム満喫 きたきたカルタ【北上】

オリジナルの作品でかるた取りを楽しむ黒沢尻北小の児童たち

 北上市の黒沢尻北地区交流センターと黒沢尻北小学校主催の「第13回きたきたカルタ」は10日、同センターで開かれた。児童たちは自ら句と絵札を手掛けたオリジナルのかるた取りを楽しみながら、防犯意識を高めた。

 児童の健全育成につなげようと2007年度から毎年テーマを変えて実施。今回は防犯をテーマに同校4~6年生から409点の応募があり同校教職員と同センター関係者が選考した。

 「あやしいなそう思ったらすぐ通報」「いっちゃだめ知らない人についてくな」など各文字ごとに44点が入選。防犯に関する身近な句が並び、各自趣向を凝らした絵が描かれた。

 同日は4~6年生17人が参加。保護者や祖母が「お母さんオレだよオレオレそれは詐欺」「ランドセルぼうはんブザーをつけようね」などと読み上げると、児童たちは素早く反応。夢中になって絵札に手を伸ばしていた。

 最初のゲームで最多の8枚を手にした佐藤桃香さん(6年)は「同じテーマでもシチュエーションが違い、いろいろな句が出てきた。スマホを持つのも楽しみだが気を付けたい」ときっぱり。「リンリンリン電話が鳴ったら詐欺注意」の句で入選した丹野裕香さん(同)は「ニュースを見ると不安になる。どの作品も共感できる内容で奥が深い。メールやインターネットの使い方を改めたい」と自らを戒めていた。

 かるたは要請があれば地区内外を問わず随時、貸し出す。渡辺昌洋センター長は「情報化社会の中、大人には思い付かないような斬新で面白い作品もあり、選考に苦労した。黒北小児童が考えてくれた財産だけに、大人も子供も活用してほしい」と話していた。

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