花巻

息災祈り 顔真っ黒 「カラスの小正月」に歓声 花巻・東和 三熊野神社

墨を塗り合って一年の幸を願う子供たち

 顔に墨を塗り合って1年間の無病息災を祈る奇祭「カラスの小正月」は13日、花巻市東和町北成島の三熊野神社(小原明宮司)で行われた。顔を真っ黒にした子供たちが境内に元気な声を響かせ、保護者らと共に恒例の小正月行事を楽しんだ。

 同神社御神紋・二羽カラスに由来し、古くから地域で行われていたという魔よけの風習。一時は途絶えていたものの同町北成島、南成島両地区の有志によって数十年前に復活し、家々から持ち寄った正月飾りを燃やす「どんと祭」に合わせて行われている。

 両地区の子供会員ら約70人で神事が執り行われた後、しめ縄や門松といった正月飾りに点火。炎が赤々と立ち上ると、参加者は長い竹の先に付けた餅をあぶって頬張っていた。

 境内に焼きたての香りと笑顔が広がる中、こっそりと墨筆を手にした児童らが近づき塗り合いスタート。子供たちは友人や保護者だけでなく一般参拝者にも筆先を向けて追い掛け、中には向かい合って書き競う姿も見られた。

momottoメモ

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