北上・西和賀

29日に姉妹都市提携 北上市と千葉県流山市 30年以上の官民交流発展

 北上市は、千葉県流山市と姉妹都市提携を締結する。1980年代から30年以上にわたり官民で培ってきた友好関係をさらに発展させる。29日に流山市役所で調印式を行い、両市の末永い絆を確認し合う。

 両市は81年、当時の北上市長と流山市選出県議(後に市長)が会合で意気投合し、85年に北上市の一行が流山市民まつりに初参加。流山市の中学生が北上市内の農家でリンゴ摘果作業を体験するなど両市の中学生が互いに行き来し、2005年には災害時相互応援協定を締結した。

 その後も北上市の一行が流山市民まつりで農産物などを販売したり、流山市が学校給食で北上市産リンゴを購入、北上・みちのく芸能まつりに流山市関係者を招いたりするなど交流が続き、今回親善の証しとして正式に姉妹都市提携を結ぶ。

 姉妹都市締結を機に今後、近年は途絶えている児童生徒の交流復活や新たに両市職員の相互派遣を検討。民間レベルでも産直による農産物交流をはじめ商工、観光、体育、芸能文化関係団体の相互交流、各種イベントでの物産販売をさらに拡大していく。

 当日は髙橋敏彦市長ら市幹部や阿部眞希男市議会議長ら、産業・観光団体などのトップら17人が現地入り。北上鬼剣舞連合会からも鬼剣舞演者12人が派遣される。締結式後、流山市立博物館で開催中の企画展「北上市展」を見学する。

 流山市は千葉県北西部に位置する。東京都心から25キロ圏内で、「利根運河」沿川には水と緑も豊富な住宅文化都市。子育て施策も充実し、子育て世代を中心に近年人口が増加している。人口は19万1403人、8万66世帯(19年4月1日現在)。

 流山市は江戸川流域で、藩政時代は北上市と同様に舟運で発展した共通点もある。髙橋市長は「歴代の市長や議会、地域の先輩方が交流の基礎を築き上げ、今回晴れて(姉妹都市で)仲間入りできる。流山は活気ある市で毎年人口が増えている。そうしたところを少しでも勉強し、官民で交流を深めていきたい」と話している。

 北上市の姉妹都市提携は米国コンコード市、宮城県柴田町に続くもので、友好都市は中国三門峡市、沖縄県石垣市と結んでいる。今回の流山市で姉妹都市・友好都市は5自治体目となる。

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