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着用率全国ワースト2 チャイルドシート 正しい使用55・4% 警察庁、JAF昨年調査【岩手】

 本県の6歳未満のチャイルドシート着用率は55・4%で、全国平均の70・5%を大幅に下回り、全国ワースト2だったことが、2019年の警察庁と日本自動車連盟(JAF)の調査で分かった。チャイルドシートの非着用は、交通事故の衝撃で子供が窓ガラスにぶつかるなどのけがにつながる恐れがあるとして、県警が正しい使用を呼び掛けている。

 道路交通法では、6歳未満はチャイルドシート使用義務の対象となっている。調査は使用率向上を図るとともに、適正な使用を啓発することを目的に実施。昨年6月1~16日の期間中、全国99カ所で6歳未満の子供が乗っている1万500台、1万3112人を対象に、チャイルドシートの使用状況や取り付け状況、着座状況などを調べた。

 本県では小岩井農場(雫石町)とイオンモール盛岡南(盛岡市)の2カ所で、6歳未満の計231人を対象に実施。正しく使用しているのは全体の55・4%で、前年を5・6ポイント上回ったものの、全国ワーストの佐賀(55・2%)に次ぐ低さとなった。20・8%は大人用のシートベルトを着用しており、16・5%は車両シートにそのまま着座。3・5%は保護者に抱きかかえられるなど、半数近くがチャイルドシートを正しく使用していない現状が明らかになった。

 県警交通企画課によると、15~19年の5年間で、チャイルドシート非着用で負傷した未就学児は県内で19人。死者も1人あった。県警はこうした重大事故を防ぐため、交通安全講習などの機会を利用してチャイルドシート非着用の危険性を周知する方針。同課の今野英伸次長は「チャイルドシートを使わないと、子供たちは事故の強い衝撃でガラスに頭をぶつけたり、車外に投げ出されたりする可能性がある。大切な命を守るため、重要性を知ってほしい」と呼び掛けている。

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