作って食べて大満足 おやつ、加工品PR【奥州】
奥州食の黄金文化祭2020・第6回おやつフェスティバルは25日、奥州市水沢佐倉河のプラザイン水沢で開かれ、市内外の店舗などが出品した「おやつ」を家族連れが味わった。
同フェスは、同市産食材を使ったり、同市にゆかりのある名称を付けたりしているおやつ、加工品をアピールする場。食の黄金文化・奥州推進協議会と市が主催し、岩手日日新聞社などが後援している。
同日は市内外から31事業者がおやつを出品し、8事業者が軽食を出品した。19年に話題となった「ブラックホールスイーツ」や、水沢農業高校の「水農まるまるカレーパン」など話題のおやつを扱うコーナーには列ができるなど、会場内はにぎわいに包まれていた。
また、同市の後藤屋はどら焼き、北上市のお菓子の菓だんはチョコバナナと綿菓子の「おやつづくり体験」コーナーを設け、子供たちが自分好みのスイーツに仕上げて満足していた。
ご当地キャラクターらとの撮影会や演奏などのステージイベントも盛況。中でも正午からの餅まきでは国立天文台水沢VLBI観測所の本間希樹所長が小沢昌記市長らとともに登壇してブラックホールにちなんで「黒い餅」をまいた。
同市水沢の佐藤有希ちゃん(2)は「真っ黒い餅を二つ取れたよ。どら焼きも上手に作った」と自慢げ。母ちひろさん(27)は「去年は雰囲気を楽しんだが、今年はいろいろできて楽しんでいた」と話していた。