北上・西和賀

市道飯豊北線 11月全線開通へ 北上 アクセス大幅改善

 北上市が同市北部で整備している市道飯豊北線(延長2413メートル)は、11月の全線開通に向け工事が大詰めを迎える。残る南側の区間では飯豊川に架かる蓬田橋の架け替え作業と並行し、新道整備や道路拡幅が着々と進む。全線開通すれば花巻市境から北上市村崎野の県立中部病院、その先の流通センター、江釣子地区までのアクセスが大幅に改善され、国道4号の渋滞緩和も含めた多面的な効果が期待される。

 市は整備済みの花巻市の市道も含めて中部病院に直結し、慢性的渋滞が続く国道4号西側の補完路として、同路線を都市計画道路に位置付け2010年度に事業着手した。終点となる花巻市境から工事を進め16、17年度に北側の区間が順次開通した。

 残る南側約1200メートル区間では18年11月から蓬田橋付近を全面通行止めとし、車両同士の擦れ違いが困難なほど狭く老朽化していた旧橋の橋桁と橋脚などを撤去。北上市道路環境課によると現在、新橋の橋脚などの設置作業が続けられ、橋桁を製作中。9月下旬までに架設する計画という。

 並行して道路新設、拡幅の工事が行われ、蓬田橋の前後部分や始点交差点付近を除いて路盤がほぼ完成。春以降舗装に入り、始点部分の交差点改良にも着手していく。

 新道と新橋を含む飯豊北線全線は片側1車線、両側歩道付きの全幅16メートルで、十分な広さを確保。交通円滑化と歩行者の安全にも大きく寄与しそうだ。

 事業開始から10年。総事業費は18億円を投じた一連の整備工事は、いよいよ仕上げに向け佳境に入る。開通すれば花巻市側と中部病院が一本でつながり、救急搬送時間短縮につながるだけに開通が待たれる。

 北上市道路環境課は「今のところ工事は順調に進んでいる。11月の全線開通を目指し、万全を期していきたい」としている。

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