奥州・金ケ崎

男衆火の粉浴び気勢 令和も続く1000年の伝統 黒石寺蘇民祭【奥州】

争奪戦で蘇民袋に群がる男たち

 「東奥の奇祭」といわれる黒石寺蘇民祭が1月31日夜から1日朝にかけて、奥州市水沢の黒石寺と周辺で行われた。令和最初の開催で蘇民袋の争奪戦をはじめ、1000年以上の伝統を持つ諸行事が熱気あふれる掛け声とともに繰り広げられた。

 無病息災と五穀豊穣(ほうじょう)を願い、毎年旧暦1月7日夜から翌朝にかけて行われている。薬師信仰を今に伝える伝統行事で、国選択無形民俗文化財「岩手の蘇民祭」の中でも全国的に知名度が高い。

 今年は例年より暖かく、行事は「裸参り(夏参り)」で幕を開けた。下帯姿の男衆は瑠璃壺川ともいわれる近くの山内川に入って身を清め、薬師堂と妙見堂を参拝。一般の祈願者も角燈を掲げて同道した。 「柴燈木登(ひたきのぼり)」では、井桁状に積み上げられた松の木に点火されると男衆は上に登り、清めの火の粉を浴びて雄々しく「ジャッソー、ジョヤサ」と気勢を上げた。

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