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「和牛甲子園」最優秀賞 水沢農高に知事賞【岩手】

和牛甲子園枝肉評価部門で最優秀賞を受賞し、知事賞が贈られた水沢農高農業科学科3年畜産専攻班の生徒

 JA全農主催の第3回和牛甲子園枝肉評価部門で、県立水沢農業高校農業科学科3年の畜産専攻班が出品した県有種雄牛「菊福秀」の産子が最優秀賞を受賞し、県から同校に「県有種雄牛造成功労賞(知事賞)」が贈られた。関係者は「岩手全体の和牛の優秀さと肥育に懸ける情熱が感じられた」とたたえた。

 和牛甲子園は、和牛を肥育する全国の農業高校の生徒たちの大会。1月16~17日に東京都で開催され、同校は枝肉の肉質を評価する部門に菊福秀の産子「水農春雨」を出品し最優秀賞を受賞した。

 知事賞は県有種雄牛の生産者や全国規模の枝肉共進会などに県有種雄牛産子を出品し優れた成績を収めた人に授与されるが、高校生の受賞は初めて。

 授与式は12日、県庁で行われ、畜産専攻班の伊藤龍雅さん、石川寧子さん、菊池美愛さん、菊地莉奈さん、瀬川仁菜さんをはじめ、同校の畠山一弘校長、畜産担当の右京華奈教諭が同席。県農林水産部の上田幹也部長から知事賞などが手渡された。

 上田部長は「岩手の和牛の素晴らしさを皆さんの力でたくさんの人に伝えることができた」とたたえるとともに、県有種雄牛の中でも産肉能力トップの菊福秀の産子での受賞に「岩手らしい牛を出してもらった」と感謝した。

 同校の出品牛は枝肉重量604キロ、ロース芯面積は100平方センチと大きく、霜降り度合いを示す脂肪交雑(BMS)は最高値の12で、プロ顔負けの成績を収めた。牛房をきれいに保つなど牛にストレスを与えない飼養管理を心掛けているといい、伊藤さんは「枝肉にしてみないと分からない部分があったので期待以上だった。日々の飼養管理が報われた」と受賞を喜ぶとともに、後輩の活躍に期待を寄せた。

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