奥州・金ケ崎

豊作願い にぎやかに 伝統の庭田植再現 農はだてのつどい・胆沢【奥州】

全日本農はだてのつどいで再現された庭田植行事

 「ワラと火のまつり」の第31回全日本農はだてのつどいは15日、奥州市の胆沢野球場特設会場で開かれた。記録的な少雪の影響で呼び物の「福俵引き」が初めて中止になったものの、伝統の庭田植(たうえ)再現をはじめ、豊作と農作業の安全を祈願する行事がにぎやかに繰り広げられた。

 「農はだて」は新年の農作業を始める日で、男性は早朝から「モドツ」といわれる24本の縄をない、女性は小さな稲わらを苗に見立てて雪上に田植えをするなどの行事で豊作を願った。つどいはこれらの年中行事の再興などを目的に、いさわのまつり実行委員会が主催。岩手日日新聞社などが後援した。

 庭田植は事前に市内から運び込んだ雪の上で実施。大畑平田植踊(おどり)保存会が昔ながらの装束で風習を再現。大臼福餅つきはこれまでと内容を変更。高さ2メートルの大臼の前で餅をつき、来場者にも参加してもらう体験行事とし、親子連れらが多数集まった。

 福俵引きは中止となったが、会場には直径2・5メートルの福俵が置かれ、この上からの福餅まきが行われた。地元小学生による縄ないチャンピオン決定戦や、厄年連の演舞なども開催された。

 同決定戦の団体で優勝した若柳小学校Aチームの髙橋大翔君(6年)は「試合の前に手を温めていたのでうまくいった。毎年来ているが、今年は雪がなく会場の雰囲気が変わっている。いろいろなイベントがあるので好きなお祭り」と話していた。

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