花巻

住宅パネル供給へ 花巻市と立地調印 日本都市開発

調印後に握手する(左から)宮野理事長、松井社長、上田市長、瀬川室長

 木造パネルなど住宅建材を製造する日本都市開発(本社盛岡市津志田、滝村照男代表取締役会長)の立地調印式は20日、花巻市大通りのホテルグランシェール花巻で行われた。同市二枚橋の花巻第1工業団地テクノパークに進出する同社は、親会社の日本住宅向けにツーバイフォー住宅用パネルを製造し、戸建て住宅建設の需要増が見込まれる本県など北東北への安定供給拠点を構築する。生産工場の4月着工、2021年1月の操業開始を予定する。

 同社の松井達彦取締役社長と上田東一市長が立地協定書に、松井社長と宮野孝志県土地開発公社理事長が土地売買契約書にそれぞれ調印、締結した。松井社長は「当社は主力製品のツーバイフォーパネルを南東北、関東地方に供給するための白河工場(福島県白河市)を持つが、輸送面で岩手や北東北と離れているため、東北道花巻インターチェンジなど交通に好条件な花巻に生産拠点を構える。大型工場の進出などで戸建て住宅建設による需要が見込まれるため、円滑な供給に期待したい。稼働に向け支援いただきたい」とあいさつ。

 上田市長は「花巻に立地していただくことに感謝し、当市としても産業発展のために尽くしていきたい。今後もいろいろな面で指導いただきたい」と同社の発展に期待を寄せた。県ものづくり自動車産業室の瀬川浩昭室長が祝辞を述べた。

 日本都市開発は、同パーク内の約1・17ヘクタールを取得。生産工場は鉄骨造り1部2階建て、延べ床面積5530平方メートル。操業当初は白河工場から配置転換する社員3人と地元雇用の従業員合わせ14人で、住宅建材の生産を軌道に乗せてから地元雇用を増やすことにしている。総事業費は土地や建物、製造機械など約13億円(税込み)を想定する。

 花巻市の誘致企業は同社で87社目。

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