一関・平泉

来シーズンの活躍誓う 那須選手(大東出身)が報告会 ソフトボールリーグ・日立【一関】

19年シーズンを振り返り、20年シーズンでの活躍を誓う那須選手

 日本女子ソフトボールリーグ1部の日立サンディーバ(横浜市)に所属する一関市大東町摺沢出身の那須千春選手(23)の報告会は22日、同市東山町のげいびレストハウスで後援会関係者ら約80人が出席して開かれ、2019年シーズンを振り返るとともに副主将として迎える20年シーズンでの活躍を誓った。

 那須選手は旧摺沢小時代にソフトボールを始め、大東中、上山北中(山形)、上山明新館高(同)を経て15年に日立に入団。内野手として初打席で適時打を放つ鮮烈なデビューを飾ると打撃面でチームを牽引(けんいん)。新人賞とベストナインのダブル受賞に輝いた。

 17年シーズン以降は本来の打撃が鳴りを潜め、19年シーズンは前半の低迷が響き、打率2割3分2厘、2本塁打、4打点。チームも9勝13敗で12チーム中9位と満足のいく成績は残せなかったが、後半は1番打者としてチームの攻撃の起点となる活躍を見せた。

 立谷仲丸後援会長は「昨シーズンは後半に本来の力を取り戻した。今年は上位進出を果たしてほしい」と激励。引き続き市ソフトボール協会の千葉幸男会長があいさつし、来賓の勝部修市長らが祝辞を寄せた。

 昨シーズンについて、那須選手は前半は2勝9敗と低迷したが、後援会メンバーが応援に駆け付けた群馬県高崎市での試合を挙げ、「皆さんの応援で連勝することができ、後半巻き返すことができた」と報告。今シーズンについては「グラウンドで大暴れして結果を出すしかない。私が入団してから果たしていない開幕戦勝利で勢いを付け、決勝トーナメント進出を目指す」と語った。

 このほか会場に駆け付けた後輩の大東ブルースターズや大東中の選手らとも交流した。

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