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マスク着用義務付け 管内52駅の駅員ら 新型肺炎で予防策 JR盛岡支社

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、JR盛岡支社は27日、管内52駅の駅員らにマスク着用を義務付けたと発表した。同支社独自の取り組みで、県内では36の有人駅の駅員と、全列車の車掌や運転士が対象。同日現在で感染疑いのある社員は確認されていないものの、今後も予断を許さない状況が続くとみて、予防を徹底する方針だ。

 同支社は、24日に開かれた政府の専門家会議で「ここ1~2週間が感染が急速に進むか、収束できるかの瀬戸際」との見方が示されたことを受け、社員に対するマスクの着用義務付けを決定。26日から車掌や運転士、新幹線駅の駅員、27日から残る有人駅の駅員を対象に実施した。

 同支社によると、感染拡大の影響で、1月末ごろから団体乗車券の購入を取りやめるケースが増加。同日までに約20件のキャンセルがあった。また、2月1~25日の期間中、東北新幹線古川―北上間の利用客は約80万人で、前年同期の1割減に落ち込んだ。

 JR東日本管内では、27日までに相模原駅の社員2人が罹患(りかん)。同支社では感染疑いの社員は確認されていないが、管内で発生した場合は罹患者の同僚に検査を受けさせるほか、自宅待機を命じるなどの対策を講じるとしている。

 同支社では全国の感染状況を注視しながら、予防策を実践。マスク着用のほか、新幹線改札口付近の消毒液設置や、エスカレーターのベルト清掃に取り組み、感染リスクを軽減する。石田亨支社長は「社員にも在宅勤務などを呼び掛けている。感染の収束が見込まれるまでは、取り組みを継続していく」としている。

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