車両で火の用心啓発 春の全国運動始まる【一関】
2020年春季全国火災予防運動は1日、全国一斉に始まった。一関市消防団一関地域の第1~7分団は約170人が消防車両36台に分乗して管内各地で火災予防パレードを行い、住民に火の用心を呼び掛けた。
このうち、同市山目の市消防本部で行われた出発式には第1~2分団員50人が参加。大畠滋一関地域本部長が「これからの時期は農作業が始まる。野焼きからの大規模な火災も想定される。市民の財産を守るという崇高な気持ちで活動に当たってほしい」とあいさつ。佐藤隆士市消防団長の激励を受け、分団員が出発した。
同運動は「ひとつずつ いいね!で確認 火の用心」を統一標語に7日までの期間中、住宅防火対策、乾燥時および強風時の火災発生防止対策、放火火災防止対策など7項目を重点に活動が展開される。市内では火災予防の啓発活動などが行われる。