一関・平泉

紅梅1輪ほころぶ きょう啓蟄

小雨が降る中、1輪だけ花を咲かせた平泉町役場前の紅梅

 5日は二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」。春の暖かさが進むことで冬ごもりをしていた虫が地上にはい出し、草木も芽吹く頃とされる。

 4日の一関地方は低気圧の影響で朝から厚い雲に覆われ、日中は時折小雨が降った。最高気温は一関で5・7度、千厩は5・3度(ともに盛岡地方気象台調べ)までしか上がらない肌寒い一日となった。

 こうした中、平泉町役場前に植えられた紅梅は前日の陽気でつぼみが一気に膨らみ、高さ約3メートルの枝先に1輪開花。町役場を訪れた町民も紫がかったピンク色の花の様子に足を止めては近づく本格的な春の気配を感じ取っていた。

 同気象台によると、5日は発達した低気圧により冬型の気圧配置となるため曇りとなり、雨や雪の降る所がある見込み。

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