711人喜びに沸く 岩手大合格発表
岩手大で6日、2020年度一般入試前期日程の合格発表が行われ、4学部合わせて711人が合格した。1271人が受験し、実質倍率は2・0倍。キャンパス内は、関門を突破した受験生や保護者の笑顔があふれた。
今年は新型コロナウイルス感染拡大を受け、同大アメフト部による合格者の胴上げを自粛。掲示板を見に訪れた受験生やその保護者らの中にもマスク着用者が目立った。
午後3時に掲示板が設置されると、受験生らは一斉に駆け寄ってそれぞれの番号を確認。合格者は歓声を上げ、友人同士で肩を組んだり、掲示板の前で記念撮影したりして、喜び合っていた。
家族全員でキャンパスを訪れた横田零さん(盛岡中央高3年)は「人生で一番うれしい。第1志望に受かったので、将来のためにしっかり勉強したい」と話していた。
学部別の合格者数は人文社会科学部が122人、教育学部が107人、理工学部が299人、農学部が183人。後期日程の試験は12日に行われ、20日に合格者が発表される。