奥州・金ケ崎

名残惜しや 滑り納め 国見平スキー場・今季最終営業【奥州】

今シーズン最後の営業日となった国見平スキー場。スキーヤーやスノーボーダーが滑走を楽しんだ

 奥州市衣川の市営国見平スキー場で8日、2019年度シーズンの最終営業が行われた。今シーズンは記録的な雪不足が続き、最終日の積雪量も50センチにとどまったが、リフト2本の運行を含め通常通りに営業。市内外のスキーヤーやスノーボーダー、家族連れらが訪れ、滑走を楽しんだ。

 同市水沢から家族4人で訪れた松本尭緒さん(15)=水沢南中学校3年=は6日に高校受験を終え、7、8日に2日連続で来場し、久々のスノーボードを満喫した。「今年は受験で我慢していたので、来るのを楽しみにしていた。ゲレンデは昨日よりちょっと固かったけれど、楽しかった」と笑顔を見せた。

 同スキー場は、今シーズン雪不足でオープン初日の19年12月21日から滑走不可が続き、70センチの積雪量となった年明けの1月2日から実質的な営業を開始。その後も降雪が少なく、同場では「雪が降るとお客さんが戻ってくるが、雪がなくなると少ない」と厳しいシーズンを振り返る。ゲレンデの一部にはブッシュなども見られ、「(数日前に)ちょうど雪が降ってくれた。その雪がなかったら週末は難しかったかも」としていた。

 市内の市営3スキー場はいずれも今シーズン8日までの営業を予定していたが、各スキー場によると越路(同市江刺)は雪不足の影響で1日で営業を終了。ひめかゆ(同市胆沢)も積雪不足で2日から運休が続き、最終日も積雪量20センチで滑走不可だった。

 市では3スキー場について20年度は現行通りの運営を決めているが、今年度に「市スキー場のあり方検討委員会」を設置し、厳しい経営状況が続く市内スキー場の在り方について検討を進めている。尭緒さんの母の千春さん(40)は「雪もあってスタッフの皆さんもアットホームなので、毎年国見オンリーで10日以上は来ている。気軽に子供たちを連れて来ることができる場所なので継続してほしい」と語っていた。

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