一関・平泉

建部清庵 漫画で配信 朗読劇コラボ企画 県 作者は一関出身、在住 コミックいわてWEB【一関】

一関市出身・在住の漫画家、飛鳥あるとさんの作品が掲載された「コミックいわてWEB」サイト画面

 県は、漫画を活用して岩手の文化や暮らし、歴史などの魅力を紹介するウェブサイト「コミックいわてWEB」で江戸時代中期の一関藩医、建部清庵(1712~82年)を題材にした漫画配信を始めた。2019年10月に一関市で上演された声優朗読劇とのコラボレーション企画として同市在住の漫画家が書き下ろしたもので、20日には同作品を含む岩手ゆかりの漫画家13人の作品を掲載したコミック誌も発売される。

 配信中の漫画「建部清庵」は同市出身・在住の漫画家、飛鳥あるとさんが描いた全20ページ。盛岡藩から運び込まれた子供の命を救うエピソードを通して、飢饉(ききん)の中にあってもコメに頼らずに生きられる草木の栽培法や食べ方などをまとめた「民間備荒録」を著した功績などを紹介している。

 漫画の原作となったのは19年10月に同市の一関文化センターで催された人気声優3人による朗読劇フォアレーゼン「建部清庵」で、県が朗読劇とのコラボレーション企画として舞台の漫画化を提案。脚本を手掛けた中野順哉さんの了承を得た上で飛鳥さんに朗読劇を鑑賞してもらい作品にまとめ上げた。

 ウェブ上には漫画のほか、飛鳥さんが朗読劇を鑑賞した様子をイラストを交えた観劇記として掲載。「清庵先生が現代にいたら大いに憂えていたであろう状況が続いています」と、新型コロナウイルスの一日も早い終息を願うコメントも寄せている。

 コラボレーションを企画した県文化スポーツ部文化振興課では「朗読劇を主催した一関文化会議所の協力もあり、漫画化が実現できた。漫画を通して子供たちや若い世代に岩手や一関の偉人を知ってもらう機会になれば」としている。

 URLはhttp://comiciwate.jp/comic/takebeseian/

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