花巻

撮影時の裏話紹介 監督が舞台あいさつ ネクタイを締めた百姓一揆

「ネクタイを締めた百姓一揆」の劇場公開で舞台あいさつする河野監督(左から2人目)ら

 全国初の新幹線請願駅・新花巻駅誕生の歩みを描いた長編映画「ネクタイを締めた百姓一揆(いっき)」は、盛岡市のフォーラム盛岡で上映されている。河野ジベ太監督(48)=紫波町=が14日に舞台あいさつし、撮影時の裏話や念願の劇場公開を果たした喜びを語った。

 上映後、河野監督がスタッフ兼キャストの4人と共に登壇し、人手が足りずロケ現場に来た人の知り合いまで巻き込んだこと、田んぼを走るシーンの撮影でエンジンを止めた軽トラックを人力で押しながら何往復もして酸欠状態になったことなどを披露。

 河野監督は「駅設置までの14年間に多くの人が関わっていた。普段お世話になっている物事の裏には自分の知らない人たちのいろいろな思いが詰まっていることを考えながら撮影した」と話した。

 公開は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で自粛ムードが広がる中で13日に始まり、新花巻駅開業35周年に当たる14日午前の上映は約60人が観賞した。

 自主制作による劇映画の劇場公開は珍しく、河野監督は「これまでの会場では難しかった音や映像のこだわりを全て伝えられたと思う」と手応えを語った。

 作品は、2011年の構想から6年がかりで制作。17年5月に花巻市文化会館で初上映後、各地で自主上映会が開かれ、映画祭でも高い評価を得ている。

 上映は19日までの予定。

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